桜川市 アクセス エリアマップ 利用ガイド 
トップページさくらがわーるどレポートさくらがわーるどゼミナールさくらがわーるど商店街

梵鐘づくりの達人 小田部庄右衛門さん


 小学生のころから作業の手伝いを始め、鐘の流し込みがあるときには、貴重な工程場面を見て覚えておくようにと学校は早退しました。
 
 小学生のころ一度だけ、家の手伝いをさぼったことがあります。「死ぬまでに何本造れると思っているんだ!」そう怒鳴った父は四十二歳の若さで他界しました。「死ぬまでに何本……」の言葉を実感しています。
 鐘のような大物は練習で鋳造することはありえない。発注を受けて初めて腕を磨けるのです。
 
 富山県高岡市の国立高岡短大で金属工芸を学び、さらに南部鉄器の本場、盛岡の南部鉄の工房で鉄工芸品の製作を修行しました。そして二十五歳で父が代々受け継いだ庄右衛門を襲名しました。

 私が高校生のときに父が亡くなったので、父からは鐘づくりについて、ほとんど教わることはできませんでした。
 父が亡くなっても、職人たちは私を支えてくれました。 そして親身になって、鐘づくりを教えてくれました。
 彼らが側にいてくれたからこそ今の自分はあります。



小田部庄右衛門(こたべ しょうえもん)
桜川市 在住

プリンタ出力用画面


桜川市地域ポータルサイト
ホーム アクセス マップ ガイド メール