真壁のひなまつり


真壁のひなまつり




▲五所駒瀧神社の雛飾り


 今年(平成20年)で6回目が開催された「真壁のひなまつり」を語る前に。。。


 旧真壁町大字真壁とその周辺には、400年前の街割りがほぼそのまま残り、江戸、明治、大正、昭和初期の歴史的建造物が多数現存しています。


 平成5年7月、このような歴史的資源を数多く有する真壁の街並みに注目し、それらを活かしたまちづくりに最初に取組んだのが、まちづくり団体「ディスカバーまかべ」です。

 「ディスカバーまかべ」では、「かわら版」やホームページでの広報活動や、歴史的建造物を活用したコンサートや、絵画展の開催、歴史的建造物の調査など多岐に渡る活動を行なってきました。そのような活動に端を発し、現在は104棟を数える歴史的建造物の国の有形文化財登録がなされています。

 その後平成13年には、登録文化財所有者が会員である「登録文化財を活かす会」が結成され、時を同じくして、同年真壁を訪れる方々を案内しようと住民の有志により、「町並み案内ボランティア」が結成されました。
 また、平成16年には、後世に誇れるまちづくりの実現と、旧真壁郵便局の運営管理などを行なっている「まちづくり真壁」が設立されました。

 このように歴史的資源を活かしたまちづくりが活発に進められ、400年前の街割りや登録文化財などの歴史的建造物を見ようと数多くの方々が訪れるなか、「寒い中、真壁に来てくれた人を暖かくおもてなししよう」と、平成15年2月に住民有志によって始まったのが「真壁のひなまつり」です。

 開催期間は2月4日から3月3日までとし、今年(平成20年)で6回目の開催となりました。当初の平成15年には43軒、16年には93軒、17年は116軒、18年は150軒、19年は164軒、20年は160軒を超える展示軒数と年々増え続けています。

 期間中の来訪者も当初は14,000人でしたが、マスコミや口コミの効果で2年目は50,000人、3年目以降は100,000人に迫る人出になっています。

▲ひなまつり期間の人出(潮田家前)

 来訪者の多くなった3年目からは、ひなまつり支援会(商工会、商店会連合会、観光協会)を組織して、地域住民を支えながらひなまつりを開催しています。

 ここで“ひなまつり実行委員会”ではなく、“ひなまつり支援会”としたのは、“主役は雛人形を飾る住民一人一人”という意識を大切にするためで、参加した地域住民の“おもてなし”がリピーターを呼んでいることも、一般的なひなまつりのイベントとは一線を画すところです。

▲川嶋書店見世蔵の雛飾り

 期間中に飾られる雛人形も、江戸、明治、大正、昭和、平成とそれぞれの時代の特徴あるものですが、それ以外にも地元のみかげ石で作った石の雛人形、ガラス細工のもの、つるし雛など多彩です。

▲みかげ石の雛飾り


▲「石匠の見世蔵」のマスコット、いしおさんのひな祭りバージョン

 また、飾り方も一般的なひな壇に飾られるものだけでなく、まるで座敷の上で遊んでるようなものもあり、皆さんそれぞれ工夫した飾りつけをしているのも特徴の一つです。

 「真壁のひなまつり」は、ただ軒先から雛人形を見るだけでは、楽しさ半分です。どうぞ、飾っている当家の方に声をかけてください。きっと暖かくもてなしてくれることでしょう。

▲川嶋洋品店土蔵の雛飾り

 今年は、すでに終了しました。来年を楽しみにしていてください。

 ひなまつりについてはこちらの公式HPをご覧下さい。





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