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山古志村の「希望の鐘」


「世界に響け 感謝の音」


 2004年10月、新潟県を襲った『新潟中越地震』で、旧山古志村は大きな被害を受けました。被災した人たちは、仮設住宅で新年を迎える時、除夜の鐘代わりに『ドラム缶』を撞いたそうです。
 
 この報道に触れたのが、桜川市真壁で鎌倉時代から梵鐘造りを続ける「小田部鋳造」の37代目、小田部庄右衛門さん。「本当の鐘で心を癒やしてほしい」と思い立った小田部さんが梵鐘の寄贈を申し出、ついに今年秋、『希望の鐘』として届けることになりました。
 
 新潟県中越地震で被災した長岡市の山古志支所(旧山古志村役場)に19日、小田部さんは中越地震からの復興を誓う「希望の鐘」を届けました。
 山古志には二つの寺があるが、太平洋戦争中に軍部に供出してから鐘はなく、村にとっては約60年ぶりの本物の鐘。銅とスズでつくられた鐘は高さ1・4メートル、直径78センチ、重さ約600キロ。鐘打ち棒でつくと、音は山谷を伝わって3〜4キロ先まで届くとのこと。

 「中越大震災復興祈念」「我が故郷、永遠に」の文字が刻まれ、内側には旧山古志村で犠牲になった5人の名前が記されている。震災3年目の23日、山古志支所で開かれる犠牲者の追悼式で住民の哀悼の祈りとともに、鐘の音が山古志に響きました。
 「世界に響け 感謝の音」というメッセージは、旧山古志村で養鯉場を営む方の案でした。
 小田部さんは山古志に鐘を届けたときに、その方と話をしていていると、共通の茨城県の知り合いがいることがわかり、話に花が咲いたようです。鐘を贈ることで、それ以上に素晴らしい人との出会いがあったと小田部さんはおっしゃっていました。


 少し話が飛びますが、それから約20日経った11月10日〜13日、茨城県では「ねんりんピック茨城2007」が開催され、桜川市でもソフトボール大会が行われました。
 会場ではおもてなしコーナーが設置され、特産品の販売も行っていました。その特産品のひとつとして、小田部鋳造の釣鐘型の風鈴も売られていました。
 試合を終えた選手たちのなかに、風鈴に一際熱い視線を送っている方たちがいました。彼らは新潟代表の選手の方々でした。小田部さんが希望の鐘を贈ったことを覚えており、とても感謝しているとのことでした。そして多くの方が「記念に」「家族に」と釣鐘型の風鈴を買っていきました。希望の鐘は、人々の心にしっかりと響いているようです。
 
 希望の鐘の感謝の音が、これからも響き渡りますように。

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