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桜川市の彫刻家浅賀さん

浅賀さん

 山形県出身の彫刻家で、桜川市亀岡にアトリエがある。
 ブルガリアとの交流が深く2004年にはブルガリア共和国文化大臣より「ブルガリア共和国名誉証」を授与される。
 芸術家にありがちな気難しさがなく、気さくで、子ども達にも気軽に石彫を教え、桜川の石に関わるまちづくりイベントなどにも積極的に協力している。
 独特の語り口と深い見識に基づく芸術理論には時間を忘れて聞き入ってしまう。
 未来塾の一員としても活躍中。
 
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2008年9月3日(水曜日)

アーティスト・イン・レジデンス

今日の浅賀さんは、”アーティスト・イン・レジデンス”と日本古来の文化のお話です。

※ アーティスト・イン・レジデンス(Artist-in-residence programs)とは、
 本来のアーティスト・イン・レジデンスの定義は、公的機関が各種の美術・芸術制作を行う人物を一定期間ある土地に招聘し、その土地に滞在しながらの作品制作を行わせる事業のことです。

 
 

岩瀬石彫展覧館にて
▲アーティスト・イン・レジデンスで制作された作品です。
 
 

アーティスト・イン・レジデンス〜日本古来の文化の中で育つ〜

 

 「旅先づくり(たびさきづくり)」日本には古来からこうした制作旅行が数多くありました。
 特に江戸中期以降は盛んになり、町民文化、町屋文化(今から320年前)と共に広く認知されています。
実例を挙げてみます。

 葛飾北斎、円空、木喰、松尾芭蕉、宮本武蔵、等々沢山の芸術劇作家が挙げられます。
 これらの作家は旅先で招かれた主人の茶会や句会、またはお披露目の席で一流の芸術を披露しました。

 また、その他の題材や素材を生かしての作品を何日もかけて作りました。
 こうした作品の数々は後に国宝級の作品となり、地元の重要文化財になっています。
 ここで取り上げた一例からもわかっていただけるように、アーティスト・イン・レジデンスは、日本古来の主人が客人を招くもてなす心で、制作を共に楽しんだ文化と同じ精神の根を元にしていると私は感じています。

 アーティスト・イン・レジデンスは、現代日本で新たな発展の時期を得ていると思います。
 長いカタカナ言葉に見知らぬ外国文化を感じてしまう人々も多いのですが、私達は自信をもって客人を招くもてなしの心を、日本の大切な文化として広く伝えていきたいのです。
 この江戸中期からのレジデンス文化は、地方文化の中枢を成した旦那衆の文化でもあります。
 現代日本のレジデンスの潮流には、公立の人知と施設を使ってのレジデンスと、民意民間人の発意によって出発した形式の2つがあります。
 現代日本のレジデンスである前者の制度のレジデンスの発展には、その地方に住むよき旦那衆、サポーターの醸成が必要です。
 この轍には歴史の証明があります。ここを外すことは、公的支援のアキレス腱になります。
 次に、後者は未だ日本では例は極めて少ないのですが、巻頭の江戸中期に発達した”旅先づくり”の、日本古来の芸術家を育てる気風が現代日本にも更に生きると確信ししたいのです。
 願わくばこの一文を読まれた日本や外国の方々に良き旦那衆、サポーターへの参画を希望して止みません。

 日本文化の土壌には、新しアーティスト・イン・レジデンスの可能性があります。
 世界に冠たる日本美術には良き村社会風土、人と人の情としての関わりなど、旅先での人情や温情に多くの名作を作った外国人作家もたくさん挙げることができます。
 日本製「旅先づくり」のレジデンスの発展は地球の人的環境にも良き広がりとなることを確信します。

2008年3月

岩瀬石彫展覧館アーティスト・イン・レジデンス
石彫千年の交感
浅賀正治

 
  

ちなみに、アーティスト・イン・レジデンスは、
AIR JAPAN
で紹介されています。

(by石の街の住人)


カテゴリー: - stone_1 @ 13時58分28秒
2008年8月29日(金曜日)

まかべ夜祭り&『夏休み石彫体験教室』

しつこいようですが(^_^;)

明日30日(土)、明後日31日(日)は、『夏休み石彫体験教室』を開催します!

午前10時〜午後3時まで真壁中央公民館で行います。

当日参加オッケーですので、お気軽に寄ってみてください。

桜川未来塾・岩瀬石彫展覧館
『夏休み石彫体験教室』
http://sakuragaworld.com/modules/wordpress1/index.php?p=38

合わせて国民文化祭関連のイベントも開催します。

こちらもぜひぜひ参加してみてください。

また、今日29日(金)〜明後日31日(日)は、まかべ夜祭りが盛大に行われます。

※詳しくは↓
桜川市真壁商工会HP
http://www.makabe.or.jp/info/event/2008yomaturi_makabe.pdf

石灯りのみち、あかりアートは今日から行います。

踊りのイベントなどは明日30日(土)です。


カテゴリー: - stone_1 @ 12時37分28秒
2008年8月10日(日曜日)

石のある街 - 桜川 -  【石匠のみち vol.7】

 さて、『石匠のみち』にある石彫刻作品紹介ですが、今回で最終回です。もうしばしお付き合いください。 

 詳しくは、『石のある街 -桜川-』をご覧ください。

 それでは引き続き『石匠のみち』に展示されている作品を紹介します! 
 
 
 
 
 

【13】 トリル(御影石)

    魔屋 正 氏

≪解説≫
 稲田の西念寺で20年過ごした親鸞の言葉に「一人でいて淋しいと思わば二人いると思え、二人でいて淋しいと思わば三人いると思え、その一人は親鸞なり」とあります。私の彫刻は、出来れば、この親鸞に代わるものとして感じることのできる存在であることを意図しました。

 
 
 
 
 

【14】 フリーライン(黒御影石)

    猪本 拓 氏

 
 
 
 
 

 7回シリーズでお伝えしてきた、『石匠のみち』ですが、いかがだったでしょうか?
 『石匠のみち』をご覧いただいた皆様には、ぜひ実際に現地にお越しいただいて、そばを通って、見るだけでなく歩いて石に触れて、温もりを感じてみてはいかがでしょうか。

それでは、次回までごきげんよう。
(by石の街の住人)


カテゴリー: - stone_1 @ 23時18分08秒
2008年8月5日(火曜日)

『夏休み石彫体験教室』

さてさて、今年も昨年に引き続き、桜川未来塾主催による『夏休み石彫体験教室』を開催します!昨年は今年行われる「第23回国民文化祭・いばらき2008」のプレイベントとして行われました。

昨年のプレ国民文化祭(第23回国民文化祭・いばらき2008)の様子です。


 

今年は「第23回国民文化祭・いばらき2008」の本番の年ですので、国民文化祭との共催ということで実施します!
桜川市広報紙8月号にイベントの案内がありますので、ご覧下さい。

日程など詳しくは以下をご覧ください。

 

■ 日時
平成20年8月30日(土)・31日(日)
10:00〜15:00
(小雨決行)

■ 会場
桜川市真壁中央公民館駐車場

■ 参加費
大人・小人共500円(材料代)
※作品は持ち帰り可

■ 問合せ・申込先
桜川市企画課企画調整係
電話:0296−58−5111
E-mail:kikakuka@city.sakuragawa.lg.jp

■ その他
※飲み物は各自持参してください。帽子・タオルも忘れずに。
※駐車場は高上町駐車場(有料)、桜川市真壁庁舎(無料)をご利用ください。

 

内容は皆さんご存じのとおりです!

って分からないですよね(^_^;)

そんな方達のために、軽くこれまでのことを書いてみます。
 
 
 
 


▲去年の石彫体験の様子

それぞれ、気に入った大きさの石を選んで、昔ながらにノミと金づちを使って掘りこんでいきます。

彫る形に縛りはありません、自分がイメージするものを形にしていくわけです。

いったん始まると、思うように彫れないことが分かります。もどかしいです(^_^;)

でも、夢中になってしまうんです!

正に”一心不乱”に叩いてしまいます!!

まるで、何かが乗り移ったようですね(^_^;)


 
 
 
 


▲世界中の石片で作ったクワガタのオブジェ

こちらは、地元のみかげ石はもちろん、イタリアの大理石、インド、南アフリカなどなど、世界中の石片をボンドでくっつけて、形にするものです。

要は廃品利用なんですけど、これがなかなかに奥が深いんです!!

なにしろただ単純に石片をくっつけて形にするだけのルールですので、自分がイメージするものを、いろんな色、形、大きさの石を組み合わせるのは自由なわけです。

これは子ども達が得意とするところだと思います。

というか、何度か教室を実施するなかで、自分たちオトナより、子どもたちの方がアタマが柔らかくて面白い作品が出来上がってましたし。。。


 
 
 
 

昨年は、国民文化祭のプレイベントとして開催されました。詳しくは第23回国民文化祭・いばらき2008をご覧ください。

画一的な勉強も大切ですが、何もないところから、形にしていくという創造性豊かな体験は、子どもたちの教育にもとてもいいものだと思います。

夏休み最後のお楽しみに参加してみてはいかがでしょうか!!


カテゴリー: - stone_1 @ 23時07分09秒
2008年8月3日(日曜日)

石のある街 - 桜川 -  【石匠のみち vol.6】

さて、『石匠のみち』にある石彫刻作品紹介の第6弾です。
詳しくは、『石のある街 -桜川-』をご覧ください。

それでは引き続き『石匠のみち』に展示されている作品を紹介します! 

 
 
 
 

【11】 陽(真壁白御影)

    成田 隆之 氏 

≪解説≫
 動きのあるモチーフを素に、私なりの表現をしました。通る人たちにかわいがってもらえたらいいと思います。


 
 
 
 

【12】 鳥影(御影石)

    鶴見 修作 氏
 

≪解説≫
 鳥の形の中に人間の面影を抽象し、生命感のある形を空間の中で、どのように生かすか工夫しました。


 
 
 
 

それでは、次回までごきげんよう。
(by石の街の住人)


カテゴリー: - stone_1 @ 23時17分17秒
2008年7月27日(日曜日)

石のある街 - 桜川 -  【石匠のみち vol.5】

さて、『石匠のみち』にある石彫刻作品紹介の第5弾です。
詳しくは、『石のある街 -桜川-』をご覧ください。

それでは引き続き『石匠のみち』に展示されている作品を紹介します! 

 
 
 
 

【9】 MIYUKI(黒御影石)

    金子 徳善 氏


 
 
 
 

【10】 ポコ・ポコ・ポコ(御影石)

    花田 俊彦 氏

≪解説≫
 さまざまな表現をもつ石は、町の中に自分の空間を持ち硬い顔や優しい顔を見せてくれます。私の作品からそんな何かを感じてもらえれば、と思っています。

イバラキングが語る『ラブロード、それは愛の道、いや、石匠のみち』もご覧下さい!


 
 
 
 

それでは、次回までごきげんよう。
(by石の街の住人)


カテゴリー: - stone_1 @ 23時14分49秒
2008年7月20日(日曜日)

石のある街 - 桜川 -  【石匠のみち vol.4】

さて、『石匠のみち』にある石彫刻作品紹介の第4弾です。
詳しくは、『石のある街 -桜川-』をご覧ください。

それでは引き続き『石匠のみち』に展示されている作品を紹介します! 
 
 
 
 

【7】 ラブストーン(御影石)

    阿部 博安 氏

≪解説≫
 自然の玉石の中と言うことと、狭められた空間の中で二人が互いに見つめ合うという芝居をすることで、観賞者は互いにプライベートな心理的スリルを感じればよいと思います。

イバラキングが語る『ラブロード、それは愛の道、いや、石匠のみち』もご覧下さい!

 
 
 
 

【8】 ストネーブ〈Stonave one〉(御影石)

    井坂 吉男 氏

≪解説≫
 Stonaveとは、すなわちStone(石)とWave(波)の造語です。この作品のポイントは、八つの部分が全て同一の形態で成り立っているところです。

 
  
  
 

それでは、次回までごきげんよう。
(by石の街の住人)


カテゴリー: - stone_1 @ 23時13分46秒

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