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イバラキングが語る桜川


青木智也

 茨城を代表するサイト「茨城王(イバラキング)」のWebマスター、「いばらぎじゃなくていばらき」などの著作でも知られる。
 茨城弁の伝道師として、県内各地で講演活動を行うほか、テレビ、ラジオなどへも出演、地方紙やガイドブックなどへの執筆活動も行っている。
 最近ではオリジナルデザインの茨城弁Tシャツも手がけている。将来的には、「茨城王」と「さくらがわーるど」のコラボグッズの発売も考えているとかいないとか・・・
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2008年2月9日(土曜日)

2つの塔

(希望推定人口)全国300万人のさくらがわーるどファンのみなさん、こんにちは!
キングといえば、ムシキングよりもムテキングをイメージしてしまうイバラキングこと青木です。(あ、それよりもエレキングの方ですかね)

いきなりですが、みなさんは「塔」といわれてどんな塔を思い浮かべますか?

私が真っ先にイメージしたのは数年前に放送されたドラマ『白い巨塔』です。
あの白い巨塔=浪速大学附属高度がん医療センターは実は茨城県庁なんですよねぇ。全国の県庁で最も高く、まさに白い巨塔です。(『医龍』にも使われてました)

実在する塔なら、世界的に有名なのは、パリのエッフェル塔でしょうね。

あとは実在したかどうかははっきりしないものの、旧約聖書に出てくるバベルの塔も有名ですね。「バベルの塔」というゲームもありました(古っ)。

ゲームつながりなら、忘れてはいけないのが「ドルアーガの塔」(これも古っ)。
私は3面くらいでいつも死んでましたねぇ。

あとは若者ならやっぱ「カリン塔」ですかね。
ドラゴンボールでカリン様に仙豆をもらえる、そっちの世界では非常に有名な塔です(笑)。

・・・と、ここまでの流れは全く桜川に関係ないですけど、今回紹介したかったのは三重塔(さんじゅうのとう)なんですよ。
まあ、一般的には五重塔が有名ですね。でも五重塔は茨城にありませんので、三重の方を紹介します。

茨城の三重塔の3分の2は桜川にある

といっても、三重塔がたくさんあるかというと、全くそんなことはありません。
実は三重塔というのは茨城県内にたった3つしかないんですよ!
しかも、そのうち2つが桜川市にあるんですよ!!!
つまり、茨城の三重塔の3分の2は桜川にあるということです(そのまんまですね)。

どうですか?すごくないですか?
・・・って、あんまり反応がない感じですね(苦笑)。
というか、きっと桜川市民でもその事実を知らない人が結構いるでしょうね。
それだけマニアックなネタということになるんでしょうが、だからといってたいしたことないと思ったら大間違いですよ。

もちろん私は2つとも見に行ったわけですが、これがまた予想以上に立派なんです。私が全然期待してなかったからというのもあるんでしょうが、それを差し引いてもなかなか立派な塔でした。これは見に行く価値アリですよ!

2つの塔

ではさっそく2つの塔を紹介します。
その2つの塔とは、冥王サウロンのバラド=ドゥア塔と、魔法使いサルマンのオルサンクの塔です。
・・・なわけないやろっ!(1人ツッコミ・・・しかも、こういうときはなぜか関西弁)

桜川にある2つの塔(三重塔)と『ロード・オブ・ザ・リング』の2つの塔をかけた渾身のギャグだったんですけど・・・、もしかしてスベりました?

気を取り直して真面目に説明しますと、一つは市の北部旧岩瀬地区にある富谷観音(小山寺)、もう一つは旧真壁地区のほぼ南端に位置する薬王院にあります。

偶然にもちょうど市の南北に三重塔が立っていて、なんだかちょっと神秘的な感じがしますよね。
また、三重塔ではありませんが、市の中央部の旧大和地区にある雨引観音(楽法寺)には立派な多宝塔もあるんです。市の北部、中央、南部にそれぞれ一つずつ立派な塔が配置されているというのもかなりのミラクルですよね。なんかこれだけでも観光として成り立ってしまいそうです。

では具体的な説明をしていきましょう。

富谷観音は奈良時代(735年)の創建で、三重塔は関東以北で最古のものなんですよ。
行基の作と伝えられる十一面観世音を本尊としています。
近くには富谷公園があり、展望台からの眺めはサイコーです。
富谷観音

一方の薬王院も奈良時代(782年)の創建です。
こちらの三重塔はあの成田山新勝寺にある三重塔のモデルになったといわれています(作者も一緒)。立派なスダジイの木も必見ですよ。
また、近くには日本最北の産地ともいわれる酒寄地区のみかん園や、サクラの名所にもなっている筑紫湖があるので、ハイキング感覚で一通り周ってみるのもいいでしょうね。
薬王院

どちらも山の上にあるため、登っていくのがちょっと大変ですが、こんなひっそりしたところにこんな立派な建物があったんだ!というギャップがまた感動をよぶんです。

体力に自信のある方は入り口まで車で行かずに、ぜひ麓から自分の足で登っていくことをおすすめしたいと思います。

ちなみに茨城県内にある三重塔の最後の一つはつくばみらい市の板橋不動尊(清安山願成寺不動院)にあります。こちらも立派な塔なので、ぜひ一度見に行っていただきたいですね。

今日も最後まで読んでいただきありが塔ございました(寒っ)。

今日のまとめ

1) 茨城県にある3つの三重塔のうち2つが桜川市にある
2) 多宝塔も含めると、市内には3つも立派な塔がある
3) どちらの三重塔も山の上にひっそりとある
4) どちらもかなり立派でひっそり感とのギャップがたまらない
5) イバラキングもたまには寒いギャグをかますが、しめるところはしめる

したっけ!(チャオ)


カテゴリー: - aoki @ 17時39分53秒

コメント

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  1. 板橋不動尊は県南では結構有名ですよね。
    自分も昔は初詣などに行きました。
    それにしても三重塔が県内にたった3つしかないなんて。そして,うち2つが桜川市にあるとは。
    これだけでも,岩瀬町と真壁町が合併してよかった〜と思えます。
    薬王院だけまだ行ったことがないんで,今度見に行きたいと思います。

    Comment by now fountain — 2008年2月12日(火曜日) @ 12時36分49秒

  2. 薬王院は場所が真壁でも南端といいますか、つくば市との境目の方なので、市民の方でもきっと行ったことがない人が多いですよね。
    私はあの静寂感のある雰囲気が気に入ってます。

    板橋不動尊も立派ですね。桜川の三重塔と違い、こちらは平地に建っていて、また違ったキャラですね。

    Comment by aoki — 2008年2月13日(水曜日) @ 11時40分20秒

  3. 薬王院には(確か)眼鏡の神様が祀られています。
    プチ情報!でした。(笑)

    Comment by ごん太 — 2008年3月6日(木曜日) @ 13時00分26秒

  4. こういうプチ情報はどんどんコメントしてもらえるとありがたいです。みなさんから投稿してもらった情報をまた記事に活かして、より充実した内容にしていきたいです。

    それにしても眼鏡の神様ってマニアックですね(笑)。どうして祀るようになったのかいわれを調べてみたいです。

    Comment by aoki — 2008年3月6日(木曜日) @ 18時13分22秒

  5. 富谷山からの景色は関東富士見百景に選ばれています。
    でも、富士山を観ることができるのは1年に数回ほどで地元の人でも見たことがない人がほとんどだと思います。

    Comment by マーボー — 2008年4月7日(月曜日) @ 19時21分58秒

  6. なるほど、富士見百景というと、いつでも富士山が見られるようなイメージがありますが、いつでも見られるわけではないのですね。

    年に数回となると、富谷山で富士山を見ることが出来た人はかなりラッキーですね。

    Comment by aoki — 2008年4月8日(火曜日) @ 17時46分35秒

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